友人のお祝いをしようと、久し振りにクイーン・アリス本店に行こうとしたのですが、知らない間に本店は閉店していたのですね。驚くと共になんだか寂しさも感じました。
クイーン・アリスがまだ本店や銀座店くらいしかなかった時代、親父が家族を連れて食べさせてくれたことが始まりでした。
食べる、味の概念や素晴らしさに対する考えが根底から大きく変わったのは、クイーン・アリスで食べた料理があってのことです。
その後、石鍋シェフは料理の鉄人の初代フレンチの鉄人としてメディアにも大きく露出、お店もそれにともなって拡大の道を辿り、日本中でクイーン・アリスの料理が食べられるようになりました。
石鍋シェフが以前料理の鉄人のインタビューにて「自分が年老いてもお金が入るシステムを構築する必要があった」と語っている通り、経営あってのお店ですし、安く美味しいものを多くの人達に提供したい、というのはそれはそれで素晴らしいことだと思います。
ただ、あくまで個人的な思いとしてはあれだけ美味しかったクイーン・アリスの料理がどんどんチェーン店化していくのは寂しい思いがしました。その中でも本店は石鍋さんがこだわりと料理哲学を表現するために開いたお店なので思い入れがあるという話も聞いていました。でも、その本店が今はない...
ご事情等おありだと思いますし、時代の流れの中で利益を出していかなければいけないので、当然ながらお店の在り方も変化すると思います。それはわかっているのですが、何度も食べに行った、あのお店がないというのは残念です。ひとつの時代が終わった感じがして...
You Tubeで見つけたのですが、あるんですね~、こういうのが(涙)。語り出すと多分一日中語れる自信があるので、長い話はまたの機会にということで(笑)、料理の鉄人はあまりTVを見ない僕が番組スタートから最終回、特番含めてほとんど見逃さずに見ていた、唯一の番組です。勝ち負けにはあまり興味はなく、一流の料理人が自分のプライドをかけて1時間の枠の中で最高の料理を作る、というコンセプトがすごく好きでした。僕がいろんなお店で食事する楽しさを知ったきっかけになったのもこの番組です。この不況の中ですから、あんなにお金がかかる番組をあえてやることはきっとないんでしょうけど、それでもいつかは再開してほしいと切に願っております☆